『藤井猛全局集』が発売されたにもかかわらず棋譜を並べた感想を残しておかないのはもったいないと思うようになったので、せっかくなのでブログに残しておくことにする。あくまで感想を残すのが目的で、感想だけで棋譜が並ぶこともないし、誰のためにもなることはない。
アマチュア三段程度の実力なので大した感想ではないし、間違いや不足だらけの感想が残ってしまうことになるが、アマチュア三段程度の棋力の人間がどういう感想を持つか、ということを残すのもまあ悪くないと思う。何かの間違いでこのブログを見てしまった将棋関係者が、棋書はもっと分かりやすく作らなければいけないと思ってくれるかもしれない。
本ブログでは時系列順に棋譜を並べていく。棋譜は基本的に実際の盤駒で並べる。一局の将棋に対し、自分で並べた感想を述べる。
お気に入りの棋譜には印をつけるようにした。お気に入りの度合いによって「お気に入り★」「お気に入り★★」「お気に入り★★★」というタグをつけている。将棋の良し悪しではなく、主観による好みの度合いである。
実際の形勢も何も分からないまま並べるのはつらいので、棋譜を並べた後に将棋ソフトの評価値を参考にする。藤井先生の棋譜を将棋ソフトに解析させるのは邪道だが、形勢の参考程度に使う。解析に時間も掛けない。ただ、最初から将棋ソフトの評価値を見てしまうと評価値の感想になってしまい、将棋を見た感想にならないと思っているので、まずは必ず自分で並べることを鉄則とする。
また、その将棋について、あるいはその将棋に触れられている文献について、自分が知っている限り記載する。後で文献を手に入れることがあれば追記する。
『藤井猛全局集 竜王獲得まで』と『藤井猛全局集 竜王三連覇とA級の激闘』、この2冊が発刊されたことは本当に嬉しい。何年掛かるか分からないが、のんびりじっくり並べていこうと思う。
局面図や符号の掲載について
棋譜の局面図や符号の掲載については、原則「棋譜利用のガイドライン」無償利用条件に従う。必要に応じて利用申請を行い、許諾を得る。許諾を得ていない棋戦の局面図は掲載しない。「棋譜利用のガイドライン」の多くの無償利用条件に従うため、広告は一切つけない。
また、銀河戦については、棋譜の利用について(囲碁・将棋チャンネルホームページ)から利用申請を行ったところ、部分的な棋譜利用においても高額な利用料が必要であったため、本ブログでは局面図や符号は用いないこととする。