対四間飛車

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1995/9/1 藤井猛六段—櫛田陽一五段(棋聖戦)

感想 櫛田陽一五段との対戦。 振り飛車党同士の対戦だが、これまですべて対抗形となっている。どちらかというと藤井六段が居飛車を持つことが多い。本局も櫛田五段が四間飛車、藤井六段居飛車の対抗形となった。 藤井六段は居飛車穴熊を目指す駒組みであっ...
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1995/2/2 安西勝一五段—藤井猛五段(棋王戦)

感想 振り飛車党安西勝一五段との戦い。過去藤井五段の2勝0敗で、前局は駆け引きの末相矢倉になった。 本局は安西五段の四間飛車に藤井五段の居飛車穴熊。安西五段は早めに☗2八玉に囲い、☖7四歩を見て☗5六歩~☗5五歩と早めに動いてきた。軽い捌き...
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1994/4/19 藤井猛五段—窪田義行四段(棋聖戦)

感想 窪田義行四段との対戦。窪田四段は1994年4月デビューの棋士で、これが2局目。 戦型は窪田四段の四間飛車に藤井五段が居飛車。窪田四段が☖8二玉と入ったのを見て藤井五段が天守閣美濃に組んだ。 29手目☗3八飛は畠山鎮四段戦(1993/1...
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1994/2/25 加瀬純一五段—藤井猛四段(NHK杯)

感想 加瀬純一五段との一戦。来年度のNHK杯出場を目指し今年も予選が始まる。 加瀬五段とは過去1局指していて、藤井四段の四間飛車に加瀬五段の棒銀だった。本局は加瀬五段が先に振り飛車を提示し、藤井四段が居飛車穴熊を目指した。同じ対抗形でも振り...
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1993/11/16 小阪昇六段—藤井猛四段(順位戦)

感想 小阪昇六段との順位戦。ここまで藤井四段は4勝1敗、小阪六段は2勝3敗。小阪六段は振り飛車党で、四間飛車対右銀急戦における☗8三角に「小阪流」の名を残している(参考図)。 本局は小阪六段の四間飛車に藤井四段が居飛車穴熊を採用。4手目☖5...
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1992/8/25 藤井猛四段—櫛田陽一五段(順位戦)

感想 世紀末四間飛車で知られる櫛田陽一五段との対戦。私の場合、☖4一金型四間飛車に出会うまでは、特に☗4五歩早仕掛けの対応で「世紀末四間飛車」に書かれてある変化にお世話になることが多かった。 ここまでの順位戦成績は藤井四段が2勝0敗、櫛田五...
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1992/7/17 佐藤大五郎九段—藤井猛四段(全日プロ)

感想 佐藤大五郎九段とは2戦目。前局は藤井四段が天守閣美濃から快勝した。 本局も佐藤九段の四間飛車に藤井四段の天守閣美濃という戦型になった。手順だけ見ると全局と似ているが、佐藤九段が☗5六歩と突いていないだけで全然違う雰囲気だ。そして☗4五...
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1992/5/6 藤井猛四段—櫛田陽一四段(銀河戦)

感想 櫛田陽一四段との一戦。 櫛田四段は「世紀末四間飛車」を生み出した四間飛車党。本局も櫛田四段の四間飛車に藤井四段の居飛車穴熊になった。 先手の飛車先が伸び切っていないのを見て、穴熊に組む途中で振り飛車から角交換を挑む積極策を採用。☖3三...
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1991/9/20 真部一男八段—藤井猛四段(王位戦)

感想 真部一男八段との戦い。 『将棋世界』に真部一男九段の『将棋論考』と河口俊彦八段の『新・対局日誌』が連載されていた時代、私はこの2つの連載を楽しみに『将棋世界』を買っていた。この二人の将棋の見方が自分の将棋の見方の元になっている。本局は...
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1991/5/30 佐藤大五郎八段—藤井猛四段(早指し選手権戦)

感想 「薪割り流」という異名を持つ佐藤大五郎八段との一戦。佐藤八段は四間飛車党であり、藤井四段が居飛車を選択した。 戦型は相穴熊の雰囲気もあったが、☖9四歩☗9六歩の交換があり、藤井四段の天守閣美濃と佐藤八段の美濃囲いとなった。☗3八玉~☗...