銀河戦

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1995/11/15 深浦康市五段—藤井猛六段(銀河戦)

感想銀河戦Cブロック深浦康市五段戦。戦型は藤井六段の四間飛車に深浦康市五段の居飛車穴熊。藤井六段は一段玉のまま早めに桂馬を跳ね、☗6六歩を強要する作戦だが、深浦五段は角を飛び出し☖6四の歩を狙った。藤井六段はこれを飛車回りで受けた。この手は...
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1995/8/8 藤井猛六段—河口俊彦六段(銀河戦)

感想河口俊彦六段との一戦。河口六段とは2戦目で過去藤井六段の1勝。河口六段も振り飛車党。藤井六段は3手目端歩を突いて河口六段に先に態度を決めてくださいと言っている。河口六段も端歩を突いて態度を明示しない。しかし雰囲気は相振り飛車だ。そこで藤...
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1995/8/8 藤井猛六段—関浩五段(銀河戦)

感想関浩五段との対戦。このカードは2000/10/30に行われた第42期王位戦予選という有名な将棋があるが、それが唯一の公式戦。本局は非公式戦で、『藤井猛全局集』がなければ世に出てこなかった棋譜かもしれない。改めて『藤井猛全局集』のありがた...
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1993/9/29 畠山鎮四段—藤井猛四段(銀河戦)

感想畠山鎮四段との戦い。この日は藤井四段23歳の誕生日。畠山鎮四段とは1993年1月に順位戦で戦っている。その対局では畠山四段は天守閣美濃を採用したが、本局は☗6九金型☗4五歩早仕掛けを採用した。☗6九金型であるため☖2四同角と対応し、畠山...
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1993/4/30 武市三郎五段—藤井猛四段(銀河戦)

感想筋違い角の使い手、武市三郎五段との戦い。前回の対戦では藤井四段が先手だったが、本局は後手。いよいよ本家の筋違い角と対戦することになった。藤井四段の対応は、伊藤博文五段戦(1992/2/18・順位戦)と同様、4筋と5筋の位を取る伝統的なも...
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1992/10/1 藤井猛四段—安西勝一五段(銀河戦)

感想安西勝一五段との銀河戦。安西五段は順位戦デビューの相手で、前局は居飛車穴熊で快勝した。本局も安西五段は三間飛車を採用した。対する藤井四段は、今回は天守閣美濃を採用した。藤井四段が3筋の歩交換を行った。3筋で飛車が向かい合っている状態で、...
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1992/9/17 藤井猛四段—神崎健二五段(銀河戦)

感想神崎健二五段との対局。本局は、非公式戦ながら、対穴熊藤井システムの歴史を語る上で重要な一局。対穴熊藤井システムの登場は1995年12月だが、その原型となる仕掛けが本局で指されている。杉本昌隆三段が披露した攻撃的布陣は先崎学五段戦(199...
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1992/9/2 藤井猛四段—酒井順吉六段(銀河戦)

感想酒井順吉六段との一戦。この将棋は何かの機会に再放送を見た記憶がある。藤井四段の鋭い眼光と神吉宏充七段の解説が印象に残っている。戦型は藤井四段の四間飛車に酒井六段の天守閣美濃。当時としてはお馴染みの戦型になった。本局の藤井四段の作戦はちょ...
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1992/5/6 藤井猛四段—櫛田陽一四段(銀河戦)

感想櫛田陽一四段との一戦。櫛田四段は「世紀末四間飛車」を生み出した四間飛車党。本局も櫛田四段の四間飛車に藤井四段の居飛車穴熊になった。先手の飛車先が伸び切っていないのを見て、穴熊に組む途中で振り飛車から角交換を挑む積極策を採用。☖3三桂の形...
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1991/5/9 藤井猛四段—北村昌男八段(銀河戦)

感想昔は非公式戦だった銀河戦。本局は第1期銀河戦予選。銀河戦は藤井四段デビューの1991年に始まったことを『藤井猛全局集』で初めて知った。本局は藤井四段が三間飛車に構えた。それを見て北村八段は穴熊。三間飛車対居飛車穴熊の構図はもう何十年と続...