居飛車穴熊

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1995/11/29 藤井猛六段—石川陽生五段(竜王戦)

感想第9期竜王戦初戦、石川陽生五段との一戦。石川五段とは過去1戦1勝。前局では藤井六段が四間飛車、石川五段が天守閣美濃という戦型だったが、本局は3手目に藤井六段が☗2六歩と早々に居飛車を明示した。対する石川五段は三間飛車に構えた。囲いは藤井...
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1995/8/8 藤井猛六段—河口俊彦六段(銀河戦)

感想河口俊彦六段との一戦。河口六段とは2戦目で過去藤井六段の1勝。河口六段も振り飛車党。藤井六段は3手目端歩を突いて河口六段に先に態度を決めてくださいと言っている。河口六段も端歩を突いて態度を明示しない。しかし雰囲気は相振り飛車だ。そこで藤...
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1995/2/2 安西勝一五段—藤井猛五段(棋王戦)

感想振り飛車党安西勝一五段との戦い。過去藤井五段の2勝0敗で、前局は駆け引きの末相矢倉になった。本局は安西五段の四間飛車に藤井五段の居飛車穴熊。安西五段は早めに☗2八玉に囲い、☖7四歩を見て☗5六歩~☗5五歩と早めに動いてきた。軽い捌きで気...
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1994/2/25 加瀬純一五段—藤井猛四段(NHK杯)

感想加瀬純一五段との一戦。来年度のNHK杯出場を目指し今年も予選が始まる。加瀬五段とは過去1局指していて、藤井四段の四間飛車に加瀬五段の棒銀だった。本局は加瀬五段が先に振り飛車を提示し、藤井四段が居飛車穴熊を目指した。同じ対抗形でも振り飛車...
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1993/11/16 小阪昇六段—藤井猛四段(順位戦)

感想小阪昇六段との順位戦。ここまで藤井四段は4勝1敗、小阪六段は2勝3敗。小阪六段は振り飛車党で、四間飛車対右銀急戦における☗8三角に「小阪流」の名を残している(参考図)。本局は小阪六段の四間飛車に藤井四段が居飛車穴熊を採用。4手目☖5四歩...
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1992/8/25 藤井猛四段—櫛田陽一五段(順位戦)

感想世紀末四間飛車で知られる櫛田陽一五段との対戦。私の場合、☖4一金型四間飛車に出会うまでは、特に☗4五歩早仕掛けの対応で「世紀末四間飛車」に書かれてある変化にお世話になることが多かった。ここまでの順位戦成績は藤井四段が2勝0敗、櫛田五段が...
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1992/5/6 藤井猛四段—櫛田陽一四段(銀河戦)

感想櫛田陽一四段との一戦。櫛田四段は「世紀末四間飛車」を生み出した四間飛車党。本局も櫛田四段の四間飛車に藤井四段の居飛車穴熊になった。先手の飛車先が伸び切っていないのを見て、穴熊に組む途中で振り飛車から角交換を挑む積極策を採用。☖3三桂の形...
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1991/9/20 真部一男八段—藤井猛四段(王位戦)

感想真部一男八段との戦い。『将棋世界』に真部一男九段の『将棋論考』と河口俊彦八段の『新・対局日誌』が連載されていた時代、私はこの2つの連載を楽しみに『将棋世界』を買っていた。この二人の将棋の見方が自分の将棋の見方の元になっている。本局は藤井...
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1991/6/18 藤井猛四段—安西勝一五段(順位戦)

感想いよいよ藤井猛四段の順位戦が始まる。並べる方も気合が入る。どうでもいいことだが、番勝負やリーグの最初の将棋が先手というのはなんとなく気分が良い。藤井四段との共著ではないが、安西五段もまた『振り飛車党宣言』の著書の一人。ここまで並べている...