相振り飛車

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1994/2/15 藤井猛四段—依田有司五段(順位戦)

感想 今期順位戦も残り2局。相手は依田有司五段。 戦型はまたも相振り飛車。2局連続相振り飛車は珍しい。 「先手向かい飛車対後手三間飛車」だけ見るとオーソドックスだが、藤井四段は矢倉に組みに行った。依田五段も☖3六歩と押さえ、先手の理想形に組...
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1994/2/3 藤井猛四段—勝浦修九段(王将戦)

感想 勝浦修九段とは3戦目で、藤井四段の2連敗中。過去いずれも藤井四段の振り飛車に勝浦九段の持久戦調の居飛車であったが、本局は相振り飛車になった。先手向かい飛車に後手向かい飛車、そして相金無双。一昔前の相振り飛車の形だ。 勝浦九段は低い陣形...
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1993/6/14 内藤國雄九段—藤井猛四段(NHK杯)

感想 NHK杯本戦という舞台での内藤國雄九段戦。若手と大御所との戦いはいつもワクワクする。前回の内藤國雄九段戦(1992/6/23・王将戦)も面白かった。 「自在流」の異名を持つ内藤九段の戦型は予想がつかない。前局、内藤九段は棒銀を採用した...
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1993/5/6 藤井猛四段—植山悦行五段(竜王戦)

感想 植山悦行五段との戦い。 1991年度の順位戦では植山五段は居飛車急戦を採用したが、本局は相振り飛車になった。伝統的な向かい飛車対三間飛車。囲いは先手金無双、後手は高美濃に組んだ。 37手目、植山五段の☖3六歩に、なんと藤井四段は2時間...
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1993/4/20 藤井猛四段—北村昌男八段(棋聖戦)

感想 北村昌男八段との対戦。北村八段とは非公式戦も含めて3局目で、これが最後の対局となる。 戦型は相振り飛車。3局とも異なる戦型となった。 18手目☖3六歩。 ここを抑えるのがポイントなのは藤井将棋で倣ったが、本局この手を指したのは北村八段...
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1992/10/23 河口俊彦六段—藤井猛四段(棋聖戦)

感想 河口俊彦七段との一戦。私は河口六段の『新・対局日誌』で将棋を見る目を養った。『藤井猛全局集』では藤井猛九段の棋譜を並べるほかに、河口六段のような棋士の棋譜も並べることができる点でも嬉しいものがある。 戦型は相振り飛車。この頃としては珍...
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1992/8/20 阿部隆五段—藤井猛四段(新人王戦) ※指し直し局

感想 千日手指し直し局。 戦型は相振り飛車になった。阿部五段は純粋居飛車党のイメージがあったので3手目☗6六歩から振り飛車にしたのには驚いた。向かい飛車対三間飛車、囲いは相金無双。伝統的な形となった。こういう展開には安心感を覚えるので、自分...
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1991/12/21 藤井猛四段—森雞二九段(早指し選手権戦)

感想 終盤の魔術師、森雞二九段との一局。藤井四段は晩学の棋士として知られているが、森九段はさらに将棋を覚えた時期が遅い。それでも二人ともタイトルを獲得する棋士になった。45歳と21歳、世代は離れているが、異色の棋士同士の戦いということで楽し...
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1991/1/25 藤井猛三段—泉正樹六段(新人王戦)

感想 衝撃的な棋譜。これも藤井将棋の傑作のひとつではないだろうか。 『藤井猛全局集 竜王獲得まで』で最初に出てくる相振り飛車の棋譜。藤井三段の高美濃に泉六段の金無双。 藤井三段が露骨に金無双の弱点である6四の地点を狙いに行ったところ、泉六段...