相振り模様対抗形

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1995/4/6 藤井猛五段—佐藤義則七段(竜王戦)

感想 1995年度の幕が開ける。対穴熊藤井システムが誕生し、藤井将棋が完全に独自色に染まっていく年でもある。2006年度、藤井九段が藤井システムを封印し、藤井矢倉や角交換四間飛車を始めたのは、苦しんで苦しんだ末の決断だった。対左美濃藤井シス...
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1995/3/1 藤井猛五段—松浦隆一六段(NHK杯)

感想 前局から約1か月間があいた。 NHK杯予選第1回戦、松浦隆一六段との一戦。松浦隆一六段とは過去1戦しており、1敗(1千日手)。デビュー直後の順位戦で千日手後の死闘の末、痛い逆転負けを喫した苦い記憶がある。 藤井五段は久々に先手を取る。...
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1994/9/13 藤井猛五段—佐伯昌優八段(順位戦) ※指し直し局

感想 千日手になり藤井五段は先手を得た。また40分ほど時間的にも優位に立った。 指し直し局は佐伯八段が4手目☖7五歩として三間飛車を明示。それを見て藤井五段が居飛車にスイッチした。戦型は相振り模様対抗形。千日手局と指し直し局で対抗形の居飛車...
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1993/10/21 飯塚祐紀四段—藤井猛四段(棋聖戦)

感想 なんと2局続けて飯塚祐紀四段と対戦。なかなか珍しい。 飯塚四段とはこれで3戦目。過去藤井四段が上手く指せている内容ということもあったか、本局は飯塚四段が3手目☗6六歩と一瞬相振り飛車を見せてから居飛車にする変化を見せた。藤井四段は☗6...
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1993/8/31 藤井猛四段—伊藤能四段(順位戦)

感想 順位戦第3回戦、伊藤能四段との対局。順位戦はここまで藤井四段、伊藤四段とも1勝1敗。 伊藤四段とは2局目。前局は藤井四段の四間飛車に伊藤四段の鷺宮定跡だったが、本局は伊藤四段がなかなか態度を明らかにしない駒組みを見せた。藤井四段は三間...
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1993/4/15 松浦隆一六段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 竜王戦裏街道、松浦隆一六段との一戦。松浦隆一六段とはデビュー間もない頃に順位戦で対戦し、深夜の千日手指し直しの末敗れた。 本局は相振り模様から松浦六段が居飛車に切り替える相振り模様対抗形となった。 12手目☖6四歩は☗6五歩と気持ち良...
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1993/3/27 豊川孝弘四段—藤井猛四段(早指し新鋭戦)

感想 若手選抜の早指し新鋭戦。強い若手同士が対決する。 豊川孝弘四段との一戦。これで3局目で、ここまで1勝1敗。過去2局の豊川四段の作戦は矢倉引き角、天守閣美濃と来て、どのような作戦でくるか良く分からない。 本局、豊川四段が☗6六歩と止め、...
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1993/2/22 藤井猛四段—瀬戸博晴五段(NHK杯)

感想 瀬戸博晴五段との一戦。瀬戸五段とはこれが唯一の対局だ。 相振り飛車模様の序盤、先手が飛車を振る前に☖1三角と覗き、飛車振りを牽制する懐かしい手筋が出た。☗6六歩と角道を止める時代ならではの手で、お互いに角道を止めない現代では見かけなく...
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1992/11/26 藤井猛四段—菊地常夫六段(竜王戦)

感想 菊地常夫六段との一戦。菊地六段はこの時まだ43歳。藤井四段は竜王戦5組での初戦となる。 戦型は向かい飛車対三間飛車の古典的相振り飛車になるかと思いきや、後手の☖8二銀が早いと見たか、藤井四段が居飛車に変化した。通常の対抗形では金無双や...
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1992/9/16 藤井猛四段—武市三郎五段(順位戦)

感想 武市三郎五段との順位戦第4回戦。ここまでの順位戦成績は武市五段が0勝3敗、藤井四段が2勝1敗。藤井四段は第3回戦では痛い敗戦を喫した。 武市五段と言えば筋違い角で有名だが、本局は藤井四段が先手。どういう形になるかと思ったが、武市五段は...
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1992/3/17 藤井猛四段—木下浩一四段(順位戦)

感想 順位戦最終局。6勝3敗の藤井猛四段と4勝5敗の木下浩一四段の対戦。 藤井四段が☗7六歩~☗6六歩と振り飛車の出だしを見せたが、木下四段が4手目☖3五歩と三間飛車を見せたことで居飛車にスイッチした。藤井九段による戦型分類は「相振り模様対...
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1991/7/16 松浦隆一五段—藤井猛四段(順位戦) ※千日手局

感想 本局の結論を先に書くと千日手である。第53期王位戦七番勝負第1局の羽生善治王位—藤井猛九段の千日手を見て、千日手局にもその棋士の生き様が宿り、魅力が詰まっていると知り、決して蔑ろにしてはいけないと思うようになった。このブログは千日手も...