竜王戦

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1994/5/16 藤井猛四段—富岡英作七段(竜王戦)

感想 富岡英作七段との戦い。富岡七段も升田幸三賞受賞者の一人(角換わり腰掛け銀富岡流)。 戦型は藤井五段の四間飛車に富岡七段の居飛車穴熊。藤井五段が一段玉+☗3七桂の速攻型を目指しているのに対し、☖5三銀と上がらず、☖3三角から穴熊に組みに...
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1994/3/7 藤井猛四段—中川大輔五段(竜王戦)

感想 中川大輔五段との戦い。『藤井猛全局集 竜王獲得まで』を読んでいると、中川大輔五段は早いうちから仲の良い棋士の一人だったことがよく分かる。 戦型は藤井四段の石田流に中川五段が棒金を示した。金が上ずることを厭わない、むしろ金の力で力強く抑...
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1994/1/14 藤井猛四段—鈴木輝彦七段(竜王戦)

感想 鈴木輝彦七段との戦い。 藤井四段の四間飛車に、鈴木七段は5筋位取りから☖5二金左として徹底的に抑え込もうとする形。 藤井四段は☖5五歩に対してさっと☗7五歩と7筋の位を取って三間飛車に振り直し、一方的に抑え込まれないようにした。 お互...
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1993/11/29 室岡克彦六段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 室岡克彦六段との戦い。9か月ぶりに顔を合わせた。藤井四段は竜王戦4組の初陣。 室岡六段との前回の戦いでは、室岡六段が居飛車穴熊を選択したが、本局では天守閣美濃。 序盤、まず16手目☖6四歩が目を引く。 ☖6二玉型で☖6四歩と突くのは当...
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1993/11/1 深浦康市四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 深浦康市四段との戦い。 竜王戦では2期連続の対戦で、前期は6組ランキング戦決勝、今期は昇級者決定戦決勝で当たる。よく勝っている若手同士ということもあり、大きい舞台で当たりやすい。 そして本局は『藤井猛全局集 竜王獲得まで』の自戦解説に...
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1993/7/22 平藤眞吾四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 平藤眞吾四段との戦い。藤井四段は裏街道と言われる昇級決定戦を爆走しており、ここを勝てば決勝に進む。 戦型は藤井四段の四間飛車に平藤四段の☗5七銀左急戦。23手目に早くも☗3五歩と仕掛けた。 9筋の突き合いがないのが珍しい。もちろん1筋...
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1993/5/25 青木清五段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 青木清五段との戦い。青木五段とはこの一局のみ。最近、訃報が発表された。 戦型は藤井四段の四間飛車に、青木五段の左銀急戦。藤井四段の構えは☖5四歩型で、既に懐かしい雰囲気。しかし青木五段は☗7七角と上がったりして仕掛けのタイミングを遅ら...
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1993/5/6 藤井猛四段—植山悦行五段(竜王戦)

感想 植山悦行五段との戦い。 1991年度の順位戦では植山五段は居飛車急戦を採用したが、本局は相振り飛車になった。伝統的な向かい飛車対三間飛車。囲いは先手金無双、後手は高美濃に組んだ。 37手目、植山五段の☖3六歩に、なんと藤井四段は2時間...
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1993/4/15 松浦隆一六段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 竜王戦裏街道、松浦隆一六段との一戦。松浦隆一六段とはデビュー間もない頃に順位戦で対戦し、深夜の千日手指し直しの末敗れた。 本局は相振り模様から松浦六段が居飛車に切り替える相振り模様対抗形となった。 12手目☖6四歩は☗6五歩と気持ち良...
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1992/11/26 藤井猛四段—菊地常夫六段(竜王戦)

感想 菊地常夫六段との一戦。菊地六段はこの時まだ43歳。藤井四段は竜王戦5組での初戦となる。 戦型は向かい飛車対三間飛車の古典的相振り飛車になるかと思いきや、後手の☖8二銀が早いと見たか、藤井四段が居飛車に変化した。通常の対抗形では金無双や...
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1992/6/1 深浦康市四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 深浦康市四段との一戦。両者四段になってからは初めての対局となる。竜王戦ランキング戦6組決勝という舞台で対戦することになった。藤井四段にとって初の決勝。本局は自戦解説編掲載局である。 戦型は藤井四段の四間飛車に深浦四段の居飛車穴熊。序盤...
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1992/3/25 藤井猛四段—平藤眞吾四段(竜王戦)

感想 平藤眞吾四段は藤井四段と同じ時に四段昇段した棋士。所属は関東と関西に分かれていたが、四段昇段同期ということで少し意識するところがあっただろうか。 本局も藤井四段は自主的に居飛車を選択した。これで3局連続居飛車だ。しかも本局は早囲い系で...
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1992/3/6 郷田真隆四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 郷田真隆四段との対戦。私が将棋を見始めた頃、羽生、森内、佐藤(康)、郷田という面々が四強と言われていた。そのため郷田将棋を目にする機会が多かったが、「格調高い」と評されるように、素人ながらいつも美しさを感じる。好きな棋士の一人。 本局...
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1992/1/10 藤井猛四段—富沢幹雄八段(竜王戦)

感想 富沢幹雄八段と2回目の対戦。前回、富沢キックを喰らって負けてしまったのでリベンジ戦となる。 本局は相矢倉となった。富沢八段が後手番ながら早々に☖8四銀と棒銀にして好戦的な作戦を示した一方、藤井四段も早めに金矢倉を構築してすぐ潰れないよ...
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1991/12/12 藤井猛四段—天野高志アマ(竜王戦)

感想 ついに藤井四段の竜王戦が始まる。藤井ファンにとっては愛着のある棋戦。初戦は恒例のアマチュア戦だ。将棋の世界は特殊なもので、奨励会という養成機関を抜けてきたプロ棋士にとって、アマチュア戦というのは絶対に負けられない戦いだと想像する。対局...