自戦解説編掲載局

棋譜並べ

1995/8/3 中村修八段—藤井猛六段(棋聖戦)

感想 IBM杯決勝からわずか1か月、再び中村修八段と戦う。対戦成績は1勝1敗。 本局は自戦解説掲載局。 戦型は藤井六段の四間飛車。中村八段は居飛車だが、どの形にするか。16手目☖6四歩は早い印象だが、中村八段の持久戦を警戒しつつ、対天守閣美...
棋譜並べ

1994/7/21 佐藤康光竜王—藤井猛五段(王将戦)

感想 佐藤康光竜王との戦い。佐藤康光竜王とはこれが初手合い。タイトルホルダーと公式戦を戦うのも初だ。 本局は自戦解説掲載局。1994年度からは対左美濃藤井システムの進化を示す重要な対局が増え、自戦解説掲載頻度が高くなっている。 戦型は藤井五...
棋譜並べ

1993/11/1 深浦康市四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 深浦康市四段との戦い。 竜王戦では2期連続の対戦で、前期は6組ランキング戦決勝、今期は昇級者決定戦決勝で当たる。よく勝っている若手同士ということもあり、大きい舞台で当たりやすい。 そして本局は『藤井猛全局集 竜王獲得まで』の自戦解説に...
棋譜並べ

1992/9/17 藤井猛四段—神崎健二五段(銀河戦)

感想 神崎健二五段との対局。 本局は、非公式戦ながら、対穴熊藤井システムの歴史を語る上で重要な一局。対穴熊藤井システムの登場は1995年12月だが、その原型となる仕掛けが本局で指されている。杉本昌隆三段が披露した攻撃的布陣は先崎学五段戦(1...
棋譜並べ

1992/6/1 深浦康市四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 深浦康市四段との一戦。両者四段になってからは初めての対局となる。竜王戦ランキング戦6組決勝という舞台で対戦することになった。藤井四段にとって初の決勝。本局は自戦解説編掲載局である。 戦型は藤井四段の四間飛車に深浦四段の居飛車穴熊。序盤...
棋譜並べ

1992/5/19 藤井猛四段—青野照市八段(王将戦)

感想 急戦の大家、青野照市八段との戦い。スペシャリストの将棋はいつもワクワクするものがあるが、青野八段の場合は急戦のスペシャリスト。アマチュアにとって振り飛車対急戦の対抗形は最も勉強するところだが、プロの実戦ではなかなか現れない。青野藤井猛...
棋譜並べ

1992/3/9 中村修七段—藤井猛四段(棋王戦)

感想 中村修七段との初対局。ファンサービスにも熱心だが、今なお盤上に闘志を燃やし続けるアツい棋士でもある。心底カッコいいと思える棋士で、好きな棋士の一人。 本局は自戦解説編掲載局。戦型は藤井四段の四間飛車に中村七段の居飛車穴熊となった。序盤...
棋譜並べ

1992/3/6 郷田真隆四段—藤井猛四段(竜王戦)

感想 郷田真隆四段との対戦。私が将棋を見始めた頃、羽生、森内、佐藤(康)、郷田という面々が四強と言われていた。そのため郷田将棋を目にする機会が多かったが、「格調高い」と評されるように、素人ながらいつも美しさを感じる。好きな棋士の一人。 本局...
棋譜並べ

1991/9/3 藤井猛四段—中田宏樹五段(順位戦)

感想 前節で痛い逆転負けを喫し、連敗を避けたい順位戦。1勝1敗同士の中田宏樹五段との戦い。中田五段とは2011年第70期B級1組順位戦の藤井システム復活の将棋もあって、印象的な対局相手の一人だ。年齢差はあまり感じていなかったが、藤井四段より...
棋譜並べ

1991/5/30 藤井猛四段—泉正樹六段(早指し選手権戦)

感想 ハンマー猛!藤井九段が若いころは「ハンマー猛」という渾名がついていたそうだが、本局も「ハンマー猛」らしい将棋だったのではないだろうか。 藤井四段の先手四間飛車銀冠に泉六段の居飛車穴熊という構図。『藤井猛全局集 竜王獲得まで』の自戦解説...