快勝譜

棋譜並べ

1992/9/2 藤井猛四段—酒井順吉六段(銀河戦)

感想酒井順吉六段との一戦。この将棋は何かの機会に再放送を見た記憶がある。藤井四段の鋭い眼光と神吉宏充七段の解説が印象に残っている。戦型は藤井四段の四間飛車に酒井六段の天守閣美濃。当時としてはお馴染みの戦型になった。本局の藤井四段の作戦はちょ...
棋譜並べ

1992/8/10 藤井猛四段—宮田利男六段(王座戦)

感想宮田利男六段との対局。現在宮田門下の若手棋士が活躍してきているが、その宮田六段がまだ40歳の頃の将棋だ。戦型は藤井四段の四間飛車に宮田六段が玉頭位取りを採用した。藤井四段は、玉頭位取りに対し有力な形の一つである☗6六銀型に構えた。玉頭位...
棋譜並べ

1992/6/29 藤井猛四段—深浦康市四段(新人王戦)

感想今月2度目の深浦康市四段戦。前局では痛い敗戦を喫した。戦型は深浦四段の居飛車に藤井四段が「5筋位取り中飛車」を採用した。藤井四段がプロになってから初めての「5筋位取り中飛車」採用である。今では「ゴキゲン中飛車」と言われる戦型と思うが、1...
棋譜並べ

1992/6/16 藤井猛四段—長沼洋五段(順位戦)

感想藤井猛四段の2期目の順位戦が始まる。初戦は長沼洋五段との一戦。藤井四段は先手で四間飛車。対して長沼五段はなかなか作戦を明らかにしなかったが、ようやく30手目に☖6四銀と出て右銀急戦を見せた。☗4六歩と突かせたかったということか。長沼五段...
棋譜並べ

1992/5/6 藤井猛四段—櫛田陽一四段(銀河戦)

感想櫛田陽一四段との一戦。櫛田四段は「世紀末四間飛車」を生み出した四間飛車党。本局も櫛田四段の四間飛車に藤井四段の居飛車穴熊になった。先手の飛車先が伸び切っていないのを見て、穴熊に組む途中で振り飛車から角交換を挑む積極策を採用。☖3三桂の形...
棋譜並べ

1992/4/17 藤井猛四段—所司和晴五段(棋聖戦)

感想所司和晴五段との一戦。私は所司五段の『駒落ち定跡』で駒落ちを勉強した身。この本で一通り駒落ち定跡に触れることができて大変感謝している。本局は藤井四段の第61期棋聖戦初戦。戦型は藤井四段の四間飛車に所司五段の天守閣美濃となった。☗6七銀型...
棋譜並べ

1992/4/14 藤井猛四段—小野敦生五段(王将戦)

感想小野敦生五段との一戦。小野五段はこの約1年後に31歳の若さで亡くなっている。このカードはこれが唯一の将棋だ。戦型は藤井四段の三間飛車に小野五段の銀冠穴熊。この形は後手の角道が空いていることが脅威だが、藤井四段は☗5九角~☗3七角と展開し...
棋譜並べ

1992/2/18 伊藤博文五段—藤井猛四段(順位戦)

感想ラス前、伊藤博文五段(2勝6敗)との順位戦。藤井四段は5勝3敗。本局、伊藤五段は振り飛車党の藤井四段対策として筋違い角を選んだ。藤井四段の筋違い対策を見ることができる貴重な将棋だ。自分が将棋を始めた頃、筋違い角に対し4筋と5筋に位を取る...
棋譜並べ

1992/2/5 藤井猛四段—北村昌男八段(王将戦)

感想北村昌男八段は5月に銀河戦で敗戦した相手。銀河戦は非公式戦ながら、本局はリベンジ戦と言えるだろう。そして本局は王将戦初参加となる。前局は藤井四段の三間飛車に北村八段の居飛車穴熊だったが、本局は藤井四段が3手目に☗2六歩として居飛車を明示...
棋譜並べ

1992/1/10 藤井猛四段—富沢幹雄八段(竜王戦)

感想富沢幹雄八段と2回目の対戦。前回、富沢キックを喰らって負けてしまったのでリベンジ戦となる。本局は相矢倉となった。富沢八段が後手番ながら早々に☖8四銀と棒銀にして好戦的な作戦を示した一方、藤井四段も早めに金矢倉を構築してすぐ潰れないように...
棋譜並べ

1991/12/12 藤井猛四段—天野高志アマ(竜王戦)

感想ついに藤井四段の竜王戦が始まる。藤井ファンにとっては愛着のある棋戦。初戦は恒例のアマチュア戦だ。将棋の世界は特殊なもので、奨励会という養成機関を抜けてきたプロ棋士にとって、アマチュア戦というのは絶対に負けられない戦いだと想像する。対局相...
棋譜並べ

1991/11/1 藤井猛四段—佐藤義則七段(棋聖戦)

感想過密と言えるような対局スケジュールをこなしてきた藤井四段だったが、ここで少し間が空いた。本来10月16日に山口千嶺七段戦(棋聖戦)があるはずだったが、不戦勝で対局が無くなっている。こういう時、棋士のファンにとっては「ラッキー」とは微塵も...
棋譜並べ

1991/10/8 藤井猛四段—高田尚平四段(順位戦)

感想高田流左玉で有名な高田四段との順位戦。両者とも3勝1敗だ。高田四段が☖8四歩と突かずに☖6二銀としたところで右四間飛車を悟ったか、藤井四段は16分考えて☗7八飛と三間飛車に構えた。そこからすぐ石田流に組み、☖5四銀に☗7七桂と対応したの...
棋譜並べ

1991/9/17 植山悦行五段—藤井猛四段(順位戦)

感想引き続き順位戦。植山悦行五段(1勝2敗)と藤井四段(2勝1敗)の戦い。藤井四段は四間飛車に構えた。ここで初めて、☖3二銀~☖4二飛ではなく、単に☖4二飛が登場する。それに対して植山五段は☗5七銀左急戦に構えた。☗5七銀左急戦ではあるが、...
棋譜並べ

1991/9/3 藤井猛四段—中田宏樹五段(順位戦)

感想前節で痛い逆転負けを喫し、連敗を避けたい順位戦。1勝1敗同士の中田宏樹五段との戦い。中田五段とは2011年第70期B級1組順位戦の藤井システム復活の将棋もあって、印象的な対局相手の一人だ。年齢差はあまり感じていなかったが、藤井四段より6...